モノクロームが似合う場所
- 新潟県新発田市・市島邸 -
ミラーレスカメラのLUMIX DMC-G99を買ってから試してみたかったのが、LモノクロームDで撮影することです。
私自身、今までモノクロで撮影することはあまりなかったのですが、LモノクロームDがいいという話をあちこちで目にして、俄然興味を持つようになりました。
でも、今まで使っていた同じLUMIXのGX7MK2にはモノクロのモードが6種類搭載されているものの、LモノクロームDはありませんでした。
LモノクロームDが普通のモノクロとどう違うのかというと、コントラスト強めで黒が締まって見えるけど中間色の階調がよく出る・・・ということだそうです。
晴れてG99を手に入れたので、昨日はモノクロが似合う場所、新潟県新発田市にある市島邸で撮影してみました。
市島邸は、敷地八千余坪、建坪六百余坪ということで、とっても広いお屋敷です。
昨日は見物客もあまりいなくて、その点ではゆっくりと撮ることができました。
入り口から土蔵の前を通ると、水がめがあります。
別の水がめの縄にセミ抜け殻が・・・。
土蔵のすぐそばに資料館があり、その中の展示物を撮ってみました。
邸宅に入ると渡り廊下があり、各部屋を見ながら別の出口から出て、庭をぐるっと回って戻る順路になっています。
一番広い部屋が93畳、小さな部屋もたくさんあります。
廊下を歩いて行くうちに迷子になりそう。
書斎にあるオルガン。
タンスはあちこちにありました。
引き出し真ん中の金属部分の質感がポイントでしょうか。
金庫もありました。
最初は取っ手の金属部分に目が行ったのですが、上の丸っぽいところをよく見ると・・・
細かい柄と字が・・・!
炭小屋の炭道具。
庭もとっても広いのですが、昨日は蚊がすごくて外ではとてもじゃないけど落ち着いて撮ることはできませんでした。
今の季節に行くなら虫よけスプレー必携です。
ちなみに、キンカンは置いてありました。
庭に落ちていた栗のイガ。
南天はまだ緑色ですが、こうしてみると赤を想像してしまいます。
石灯篭には干支がぐるっと彫られています。
でも、巳とか卯はすぐわかるんですが、ちょっとわかりにくい動物も。
これはライオンかと思ったけど、亥の隣だから戌でしょう。
こっちはホビット・・・ではなく、申です。
他にも当時の古いお道具、建物の外観など撮りたいものはたくさんあったのですが、虫刺されがかゆくて退散してきました。
市島邸はモノクロが似合いますが、もちろんカラーでも撮りたい場所です。
春の桜は見事ですし、これからの季節は紅葉も。
そして冬になったら、またモノクロかな!?
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