海辺でバードウォッチング ー新発田市藤塚浜にて
日中はまだ暑いけど季節は秋になりました。
お盆過ぎまではハスの花と鳥、というテーマで撮るのが楽しみでしたが、ハスの花の盛りが過ぎると私の中では『花と鳥』の季節は一旦終了です。
そうなると、次はどこで鳥を撮ろう?と考えます。
木が生い茂る公園などでは何かしら鳥の声がしますが、葉っぱの陰にいる鳥を見つけるのは困難です。
あと、今頃の季節は蚊に刺されるのも嫌なんです。
ということで、ここ2週間の週末に行ってみたのが、海辺です。
新発田市の藤塚浜へ行ってみました。
私は今まで海岸で鳥の写真というのはあまり撮ったことがなく、どの季節に何の鳥がいるのかもわかっていません。
ウミネコくらいならいつでもいるのかな・・・くらいに思って砂浜を見渡しましたが、鳥の姿は見あたらず・・・。
少し歩けば何かいるかも・・・と歩き出した時に、近くに漂着していた小枝のかたまりから小さな鳥が10羽くらい飛び立ちました。
えっ!いたんだ!
あらためて近くの小枝混じりの漂着物をよーく見てみると、いるいる・・・!
お昼寝中だったのね。
起こしてゴメン。
スズメくらいの大きさに見えます。
この時は何という鳥かわからなかったのですが、家に帰って調べてみたらトウネンのようです。
しゃがんだまま少しずつジリジリと近づいてシャッターを切りました。
少しするとお昼寝タイムが終わったのか、ちょこちょこと歩き出しました。
歩く姿はじっとしている時より大きく見えます。
辺りを見渡すと、何十羽かが、海岸線のあちこちで食事を始めていました。
砂の中の何かをつついては食べているようです。
波が来るとスタスタと逃げて、波が引いた後の砂浜をまたつつき始めます。
ソーシャルディスタンスのグループ発見。
飛んでる姿はこんな感じ。
海辺では、木や葉っぱに遮られることなく鳥の姿がバッチリ見えるってところがいいですね。
慣れてくると割と近くからも撮れるし。
そして、曇り空だったこの日から1週間後の晴れた日の夕方、また同じ場所に行ってみました。
また何十羽もいるといいなと思ったのですが、最初はまったく気配なし。
1週間前にたくさんいた小枝の漂着物をよーく見ましたが何もいません。
でも、少し歩いてみると波打ち際に5羽でいるところを見つけました。
いたいたトウネン・・・と思ったら、よく見ると先週より少し大きいような・・・。
2羽が大きめで3羽が小さめ、色も大きいのが黒っぽくて小さいのが茶色っぽく、2種類の鳥がいるようにも見えます。
なんだろう・・・?
これも家に帰って調べてみましたが・・・ミユビシギ?
成鳥と幼鳥?
うーん、わかりません・・・。
ファミリーなのか行きずりの友なのか知りませんが、5羽仲良く餌を探しながらちょこちょこと動き回っています。
先週見たのと同じく、波が押し寄せる合間にエサを探して、波が来ると急ぎ足で逃げていきます。
でも、そのうちに5羽とも波に突進するようになっていったので、どうしたのかと思って見ていたら水浴びが始まりました。
水浴びにちょうどいい波を見極めているようです。
この日に見たのはこの5羽だけでしたが、短い時間でもいろいろな姿を見ることができました。
靴は砂だらけになるし、潮風に晒されたカメラはお手入れが必要だけど、海辺のバードウォッチングも楽しいです。
ほかのいろんな海辺の鳥をもっと見てみたいです。
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