ミラーレスカメラを新調!
選んだのはLUMIX DMC-GX7MK2

この日が遠からず来ることは、マイクロフォーサーズ用のレンズNOKTON 25mm F0.95 Type IIが欲しいと思った時に想像できました。

今日はLUMIX DMC-GX7MK2購入に至るまでに検討したことなどを記録しておこうと思います。

再びミラーレスカメラが欲しいと思うようになった理由

私は5年前にミラーレス一眼カメラOLYMPUS Lite E-PL3のダブルズームキットを購入し、レンズを何個か買い足して使ってきました。

・・・が、レンズの持ち運びと交換に疲れてしまい、一昨年の春、コンデジのLUMIX DMC FZ1000を購入してからは、外に持ち出すのは専らFZ1000の方になってしまいました。

でも、家でハンドメイド作品を撮る時など、たまにPEN+M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8などを使ってみるとボケがいい感じの写真になります。

もっと大きくきれいにボケる写真が撮りたいな・・・と思っていたある日、この本を見ていたらNOKTON 25mm F0.95 Type IIというレンズが目に留まりました。

ボケには不利と言われるマイクロフォーサーズですが、このレンズなら大きなボケが楽しめるということで、がぜん欲しくなってしまったのです。

さっそくネットであちこち調べてみると、このレンズを使うにはファインダーは必須というレビューが多数あり、ファインダーのないPENを使っている私は、外付けファインダーっていくらするんだろう?と探してみました。

一番安いのでこれ。

うーん、6年前のカメラのために今更買うのもね・・・。
しかも、私のPENは、バッテリー交換のたびに日付がリセットされるという不具合が出ています。

『バッテリーを抜く前にSDカードも一旦抜くと日付リセットが回避できる』ということを知ってからはそのようにしていますが、たまに忘れて先にバッテリーを抜いてしまい「ありゃー」となります。
これを修理するには1万3千円くらいかかるようです。

NOKTONを買うならカメラのボディーも新調した方がいいなと思い始めました。

新しいカメラをどう選ぶ?

ここで、ふと考えます。
私がNOKTONを欲しいと思ったのは、大きなボケの写真が撮りたいから。

でも、ボケをメインに考えるなら、NOKTON1本買う値段で初心者向け一眼レフのレンズキットが買えます。
・・・ほんの一瞬迷いました。

でも、ミラーレスの中でも小型のPENでさえ持ち歩くのが億劫になってしまった私のことなので、一眼レフを買ったらまた同じ道を辿りそうです。
大きなカメラはレンズ交換のいらないFZ1000だけで十分。

それに私には今までのPENで使ってきたレンズがあります。
わずかなレンズ資産ではありますが、これを生かすために、買うならオリンパスかパナソニックのミラーレスだなと思いました。

オリンパスかパナソニックか

FZ1000を買った時に当然できるものと思っていたのにできなくてちょっとガッカリしたのが、カメラの機能の中にあるアートフィルターをPCで後付けすること。
これができるのはオリンパスだけなので、この点ではオリンパスのカメラをを選びたいところ。

でも、その他のことを考えると迷ってしまいます。
外観だけで決めるなら、PEN-Fがいいなぁ・・・!

性能重視なら、オリンパスならOM-D E-M1 Mark II、パナソニックならLUMIX DC-GH5。

いやいやいやお値段が・・・。
それにどっちもデカいし。

ここはもっと身の丈に合ったカメラを・・・。
でも、条件としては、

・ファインダー付き
・タッチパネル
・ストロボ内蔵
・小さめボディ
・できれば動きモノに強い
・バリアングルよりはチルト

こんなところで探してみると、動きモノに有利という点では、同じような価格帯でもオリンパスよりパナソニックの方が優れているようです。
ここはアートフィルター後付けは諦めて、LUMIXシリーズから選ぶことにしました。

そこで一気に候補にあがってきたのがDMC-GX7MK2。
今まで全然知らなかった機種です。

発売日から1年半経っていますが、ローパスフィルターレス、5軸手振れ補正と高性能。
その割に他のカメラに比べて値下がり率が大きく、上のリンクはライカレンズキットですが、ボディだけなら4万円台だった時期もあり(現在は値上がり中)お買い得感大です。

そして、私が欲しいと思っていた上の機能の他に、フォーカスセレクトという機能もついています。
これは、撮った後でピントの位置を変えることができるというもので、9月にLUMIXフォトスクールの講座を受けた時に「こういう機能がついたカメラもあります」という話を聞いて、へぇーすごーい!と思っていたものでした。

実物を見て触って考える

ここまでネットで情報を得た上で、実物を見に行きました。
このGX7MK2のほかにG8やGX8、そしてOMDシリーズを手に取ってみて感じたのは、GX7MK2が一番ホールド感が悪いということです。
G8やOMDはグリップが大きいのでとても持ちやすく安定感があります。
・・・でも大きい。

同じLUMIXでも性能的にはGX7MK2よりG8のほうが上ですが、私が優先したいのはコンパクトさ。
コンパクトなPENの後継にはやっぱりコンパクトなカメラがよく、GX7MK2はPEN E-PL3よりちょっと大きいですのですが許容範囲です。
ホールド感が悪いといっても控えめながらグリップはついているので、慣れるしかないと思いました。

そしてボディの色ですが、画像を見ているときにはシルバーがいいと思っていました。
なぜなら私が持っているレンズにはシルバーが多く、黒のボディにシルバーのレンズってどうかなーと思ったのです。

でも実際に見てみたらシルバーはどうもチーブな感じが・・・。
シルバーはモックしかなかったのでそのせいもあるかも知れませんが、PEN-Fなんかと比べると全然違う・・・!

でもプラスチックボディのおかげもあって価格が抑えられているのですから、ここは仕方ないでしょう。
それならチープ感が目立たない黒を選ぶのが無難だと思いました。

さらに考えていると値上がりしてきた

実物を見て来た後でもネットで情報収集を続けていると、GX7MK2はファインダーが良くないという情報が出てきました。

・ファインダーがレンズ軸と同じ位置にない ⇒ 私は気になりません。
・有機ELではないので他機種に比べて見え味が悪い ⇒ 慣れれば気にならないのでは?
・視度調整が合わないことがある ⇒ これは困りそう・・・。

実機を見に行ったとき、ファインダーは覗いてみましたが「あー見える、見える」くらいのもので、そこまでじっくりと見て来ませんでした。
あたりはずれもあるようですが、どうなんでしょう・・・。
家の近所にはGX7MK2を置いている店がないからまた見に行くなら次の休日かな・・・。

と、考えている間にすでに注文していたNOKTON 25mm F0.95 Type IIが届き、PEN E-PL3で試し撮り。

背面液晶だけでも思ったよりは撮れるんじゃない?
多少見辛いファインダーでも、慣れればなんとかなるのでは?

ファインダーだけのために、この高性能でコスパの高いGX7MK2を選択肢からはずすのはもったいないとも思いました。

そうこうしているうちに、LUMIXの新機種G9が発表され、それと関連があるのかどうかわかりませんが、価格.comでのGX7MK2の価格推移グラフに変化が現れてきました。

シルバーの方の最低価格が2日間で2万円近くも上がったり、私が思案中のブラックもボディの最低価格が標準レンズキットの最低価格を上回りました。
こうなるとボディだけ買うという選択肢はなくなります。

ライカレンズキットのブラックはわずかに値が下がっていた時でしたが、NOKTONを買ったばかりなのでこの選択肢もありません。

どうやらGX7MK2はこのまま値上がりしていく様子・・・。
買うなら今!
・・・ということで決めました。

ブラックの標準ズームキット55,800円。
いいタイミングで購入できました。

LUMIX DMC-GX7MK2

このカメラについてはまたおいおいと・・・。

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