庭の生き物をマクロレンズで撮る
– 春~初夏 –

私が庭で昆虫などを撮影するとき、一番よく使うのがマクロレンズです。

あ、カメラはミラーレスです。
2016年発売のものなので、そろそろ新品では見かけなくなりそうですが・・・。

それでは、ここ2カ月くらいで撮った我が家の庭の生き物たちをどうぞ。

まずはアブ。
上からとか横から撮ってもつまらないのですが、正面から顔を撮るとなんともユーモラスです。

アブ:LUMIX DMC-GX7MK2+M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

次は蛾で、ホタルガです。
黒い羽に白い線が入っているので、飛んでいるととても目立ちます。
飛んでいるところを撮れる腕が欲しいです。

ホタルガ:LUMIX DMC-GX7MK2+M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

この画像では触覚がボケているのでよくわかりませんが、鳥の羽を細くしたようなゴージャスな触覚です。

お次はこの茶色いまだら模様の甲虫。
ヒメマルカツオブシムシで、キク科の白とかピンクの花が好きだとか。

ヒメマルカツオブシムシ:LUMIX DMC-GX7MK2+M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

毛虫を小さくしたような幼虫は、名前のとおり鰹節が大好物で絨毯や衣類にも穴をあける害虫ですが、成虫は特に害はないそうです。

次はクロウリハムシ。
葉っぱを食べる害虫です。

全身真っ黒だったら私にはちょっと苦手なタイプの虫ですが、黄色と黒という配色じゃあもう撮るしかないじゃないですか。

クロウリハムシ:LUMIX DMC-GX7MK2+M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

はい、次はクモ。
背景の玉ボケがなかなかよく撮れました。

クモ:LUMIX DMC-GX7MK2+M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

緑色の脚がきれいです。
名前が知りたくてあちこち調べましたが、ズバリこれっていうのを見つけられませんでした。
チュウガタシロカネグモが近いのかなと思ったのですが、よくわからず・・・。

緑色がきれいといえば、このクサカゲロウ。

クサカゲロウ:LUMIX DMC-GX7MK2+M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

羽がレースのようなので、英語ではgreen lacewingというしゃれた名前です。
アブラムシを食べてくれる益虫です。

そして、この季節の定番、かたつむり。
うちの庭にはいっぱいいるので珍しくもないのですが、やっぱりアジサイとの組み合わせは季節感があっていいですね。

カタツムリ:LUMIX DMC-GX7MK2+M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

番外編で、これはミラーレスカメラとマクロレンズの組み合わせではなく、コンパクトデジカメのDSC-RX100M3で撮ったアゲハチョウ。

アゲハチョウ:DSC-RX100M3

たまたま撮れた1枚なのですが、蝶ってなかなかじっとしていてくれないから撮るのが難しいです。

あと、うちの庭では見かけないけど撮りたいのがテントウムシ。
そのへんをブンブン飛んでいる虫って、どこかに止まったところ見ると「えっ?こんな虫だったの!?」ってことが多いので、テントウムシもよく探してみればいるのかも。

それからアマガエルも撮りたいのですが、これはオタマジャクシがいるような水辺付近でないと無理かな。

さて、最後に、昆虫写真が撮りたくなる本をご紹介します。

昆虫撮影に使うカメラ・レンズの種類から、カメラの設定や撮影方法、昆虫の種類別シチュエーション別の撮影テクニックなど盛りだくさん。

載っている写真も、「ああ、こういうのが撮れたらなぁ・・・!」っていうものが多く、虫を撮る人には必携の本だと思います。

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