カンムリカイツブリ観察記 in 瓢湖 part1
5月末から約1ヵ月の間、カンムリカイツブリの抱卵から雛誕生までを観察する機会に恵まれました。
2021年5月29日
この日は雛を背中に乗せたカンムリカイツブリを探しに瓢湖へ出かけました。
でも、親子連れはなかなかみつけられず、目に入ったのがまだ子なしのペア。
遠くの方で泳いでいたのですが、岸にほど近いところにやってきました。
遊歩道から良く見える場所です。
散歩する人、ジョギングする人、もちろんカメラを持った人もたくさん通ります。
まさかここに巣を作るわけじゃないよね?
でもなんだか気に入った様子。
ここで雛が誕生したらすごいなと今後に期待。
2021年6月6日
1週間経って、また行ってみたら同じ場所にいました!
本当に巣にしちゃったんだ。
せっせと補修もしています。
立ち上がったときに卵が見えました。
どうやら3個あるようです。
聞いた話では、このペアは別の場所で何度も巣を作ってはその度に流されていたとのこと。
今度こそがんばって!
2021年6月13日
さらに1週間後。
卵を温め続けています。
野鳥の撮り方の本を見ると、抱卵中にカメラを向けるとストレスで抱卵をやめてしまうことがあると書いてあったりするので、ちょっと遠慮がちに数枚だけ撮りました。
でも、このペアはもう慣れっこになってるのかな?
私が行くのはいつも休日なので、カメラを持った誰かしらがいることが多いです。
そうすると散歩している人も足を止めて「何かいるんですか?」と見物したりしています。
2021年6月20日
さらに1週間。
温め続けています。
向きを変えたりしながら、雄と雌が交代で温めています。
2021年6月26日
産まれるならそろそろかな?
この土日に当たったらうれしいのに・・・と思いながら行ってみました。
まだ温めています。
でもその時、先に撮影していたおじさま方の「昨日1個孵った」という会話が耳に飛び込んできました。
えっホント?
よーく見続けると・・・いたーっ!!
おめでとう!!
がんばったね!!
-part2へ続く-
コメントする