戦うカンムリカイツブリ in 瓢湖
アイガモやカルガモ、バンなどのベビーラッシュの瓢湖で、今年もカンムリカイツブリのひなが誕生しました。
親鳥がひなを背中に乗せて泳ぐ姿を見ると、ほっこりした気持ちになります。
そんな瓢湖で、先週こんな光景に出会いました。
遠くの方で、カンムリカイツブリの家族2組が徐々に近づいていきます。
どちらも少し大きくなったひなを2羽ずつ連れています。
横並びになって、なんかおもしろーい!なんて思っていたら・・・
何やら不穏な空気が・・・
次の瞬間、バトル開始です。
縄張り争いでしょうか?
水面から全身が飛び出して、ものすごい勢いです。
あの~、怪我する前におやめになった方が・・・。
私はオス同士なのだろうと勝手に思いましたが、カンムリカイツブリはオスとメスで同じ外見です。
抱卵やひなへのエサやりもオスとメスが交代でやるので、ケンカも交代でやるかも??
メス同士だとしたら、
「あんた、あたしの亭主に色目使ったでしょ!」
「フン、バカらしい!あんたこそウチの魚横取りしたでしょ!」
・・・とか?
おいおい、チビッ子、そんな真ん前で観戦してて巻き込まれないでね。
それでも約30秒くらいで戦いは終わりました。
右側の家族は奥の方へ、左側の家族は手前の方へ移動し始めました。
私の方に近づいてきたカンムリカイツブリは心なしか疲れたご様子。
「父ちゃん(母ちゃん)、大丈夫?」
戦い終えた乱れ髪。
でもこの後はいつものようにひなと一緒に泳いで、魚を捕って与えたりしていました。
今までに見たことのないカンムリカイツブリの様子にちょっとびっくりした日でした。
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