LUMIXフォトスクール
『機能編』にも参加してみた
先週末、パナソニックの「LUMIX一眼カメラ使いこなし講座『機能編』」に参加してきました。
この寒波の中、極寒の新潟からこれまた極寒の東京へ。
出発時、ドアの凍結が原因で最寄り駅に遅れて到着した電車は、窓が雪まみれで車内からしばらく外が見えず・・・。
無事に上京できるのか心配でしたが、ローカル線・新幹線共に遅れつつも無事に行って帰ってくることができました。
LUMIXフォトスクールは、去年の9月に『基礎編』と機能使いこなし編の『飛行機を格好良く撮ろう!』を受講してとても良かったので、次は『機能編』だ!とその時から思っていました。
いろんなカメラを持っている人が集まる写真教室もいいのですが、自分が使うカメラの機能や操作について詳しく知りたいとなると、断然メーカー主催のカメラ教室です。
前回の私のカメラはFZ1000でしたが、今回はGX7MK2です。
同じLUMIXなので操作は共通する部分が多いのですが、ダイヤルやボタンがあったりなかったり位置が違ったり、前回の内容を忘れていたり。
今回の講師も前回と同じく上田晃司先生でした。
説明がとてもわかりやすく、操作につまづくとすっ飛んで来てくれます。
講座はオートフォーカスモードの応用から始まりましたが、私のカメラがオートフォーカスモードに戻れなくなり、「冒頭から落ちこぼれか!?」とちょっと焦りましたが、なんとか追いつけました。
そして、私が知りたかったIDレンジコントロール、HDR、超解像や、デジタルズームとEXテレコンの違いなどについて、実際に操作しながら理解することができました。
さらに、LUMIXの強みでもある4Kを活かした撮影について。
静止画の切り出しから、シャッターを押した瞬間の前後2秒が撮れるという4Kプリ連写、撮った後でピント位置を変えることができるフォーカスセレクトなどです。
「確かこのカメラでできたはず・・・」と思いつつ使ってみたことがない機能について、説明を聞きながら実際に操作してみて「これは便利!」とあらためて感じました。
鳥などを撮る時にもっと活用しようと思います。
座学の次は外に出ての撮影です。
逆光のビルの暗部が見えるようにIDレンジコントロールを使って撮影したり、ちょうど見えていた月をEXテレコンで大きく撮影したり、さらにクレーターがはっきり見えるように超解像で撮影したり。
日没の時間が近づいたので夕日の良く見える場所まで移動して、夕暮れを撮る時の設定もいろいろと教えていただきました。
小枝の細部などをはっきりさせるために超解像、夕日の色を鮮やかに出すためにフォトスタイルをスタンダードからヴィヴィットに変え、さらにホワイトバランスを調整。
ホワイトバランスのグラフをいじることは今までほとんどなかったのですが、「こんなふうに使うのか~!」と納得。
小さく写っている観覧車をEXテレコンで大きく写してみたり。
EXテレコンは、画素数は減るけれど画質は落ちないのです。
そして超解像を『強』にしているので、細部がはっきりしています。
シルエットの部分を明るくするならIDレンジコントロール、さらに測光モードを変えてみたりと、ああ覚え切れない!
最後にRAWでも撮影して、会場に戻ってカメラ内RAW現像についても教えていただきました。
私は今までカメラ内RAW現像ではホワイトバランスと露出を変えるくらいで、あとの機能はよくわかんないし面倒だなと思っていたのですが、これからはカメラ内RAW現像をもっと使ってみようと思いました。
今回のフォトスクールに参加してみて再認識したのは、私っていいカメラを持ってるんだということ。
でも、なんとなく撮っているだけで、いつの間にか便利な機能が使えるようになっていた、なんてことはあり得ません。
意識的に使わないと宝の持ち腐れになってしまいます。
こういう場面ではこれ!とパッと操作できるようにどんどん実践しなくては・・・!
それにしても今回の東京は寒かった!
首から下は防寒対策していましたが帽子をかぶっていなかったので、髪の厚い私ですが頭皮が冷えるという感覚は久しぶりでした。
たまたま撮れた他の受講生の方の素敵なシルエット。
私にも帽子が必要でした・・・。
東京でいろいろ撮影したいと思っていたのですが寒さに負けました・・・。
暖かくなったらまた出かけたいと思います。
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