銀杏とちりめんで、シマエナガ雛作ってみた

今年は長く雪が降り続くこともなく、季節は春へ向かっています。
っていうか、もう春?

そして、もうすぐひな祭り。
毎年この季節になると、ひな人形を作りたくなります。

今まで何回か作ったぎんなん雛、今回は小鳥バージョンで作ってみることにしました。

まずは銀杏が立つように下を切って厚紙を貼ります。
そして、白いちりめんを使うので、銀杏の色が透けないように白のポスターカラーで下地塗りします。

シマエナガ雛1

銀杏に木工用ボンドを筆で塗り、ちりめんをぴったりと貼り付けます。

シマエナガ雛2

ボンドが乾いたら銀杏の周りのちりめんを切り取ります。

シマエナガ雛3

これまでに作ったおひなさまは、この後、胴体にちりめんの着物を巻いていきました。
でも鳥だと着物を着せて羽が見えないと、鳥に見えないのでは・・・?
ということで、着物を着せるのはやめて羽をつけることにしました。

イメージとしては、本物を見たことないのですがシマエナガ。
他の小鳥も考えましたが、ひな人形には雄雌同色がいいなっていうのと、顔が白一色ですむから簡単かなと。

羽に使えそうなちりめんはこれ。

シマエナガ雛4

紙に貼って、羽の形に切って貼り付けます。

シマエナガ雛5

目は100円ショップのネイルシールで。

シマエナガ雛6

今回は黒のちょうどいいサイズがなかったので、金色にマジックで黒く塗りました。
でも触ると剥げてくるので、100円ショップのハシゴをしてでも黒いの探してくるべきでした・・・反省。

シマエナガ雛7

後ろ姿はこんな感じ。
最初は羽の柄を2羽同じにしたのですが、ちょっとつまんないと思い後で違う柄に変えました。

シマエナガ雛8

さて、ここまではただの銀杏で作ったシマエナガ。
この後どうやってひな人形らしくするかが問題です。

ちりめんの華やかさを活かしたいので、着物を着せる代わりにつまみ細工の花の上にシマエナガを乗せてみようと思いました。

材料のちりめんは山のようにあります。
老後、足腰が弱って出歩けなくなっても、つまみ細工で余生を過ごせそう・・・。

シマエナガ雛9

10年くらい前につまみ細工用にカットしたものもそのまま保管してあります。
今では100円ショップにもこの状態で売ってますね。

シマエナガ雛10

ところで、つまみ細工とはどんなことをするのかというと、簡単に説明すると・・・
こういうものです!

シマエナガ雛11

カット済みのちりめんの他に、過去の失敗作やら仕掛品やらもたくさんとってありました。

シマエナガ雛12

と、ここで気が付きました。
これ使えるじゃん!!

シマエナガ雛13

娘の成人式用の髪飾りを作った時の失敗作です。
花びらの形が揃わなくて別に作り直したのですが、これをひな壇にするなんて、我ながらなんて素晴らしいアイデア・・・!

シマエナガでカモフラージュすれば十分使えます。
なんなら、七五三用の髪飾りにいかが?

シマエナガ雛14

ひな壇に乗せたら、あとは小物を付け足して雛人形らしくしていきます。
お雛さまの冠は座金とパールビーズ、お内裏さまの帽子は黒ビーズ。

扇としゃくをどうしよう?
できるだけ簡単に・・・と考えた末、困った時のネイルシールで解決しました。
しゃくというよりマイクですが、まあよしとしましょう。

シマエナガ雛15

後ろ姿です。

シマエナガ雛16

百円ショップの木製コースターに、赤いちりめんを貼り付けた厚紙を敷いて、その上に置いてみます。

シマエナガ雛17

屏風はその辺にあったラッピング用紙を厚紙に貼って作りました。
なんか殺風景だなーと思い、ぶら下がりの飾りも作りました。

シマエナガ雛18

はい、完成!

シマエナガ雛19

つまみ細工のひな壇のおかげで、なかなか豪華に見えるおひなさまになりました。
これからしばらく毎日眺めては、ほっこり気分になれそうです。

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