大人の休日倶楽部パスで北海道ひとり旅
Vol.1 5年前のリベンジ旅行
何がリベンジかっていうと、この幻の切符。
9月6日となってますが、2018年です。
この日から5日間、JRで北海道ひとり旅の予定でした。
北海道にお住いの方にはピンとくるかもしれませんが、2018年9月6日は北海道胆振東部地震が起きた日です。
その日の早朝、手早く朝食をとり、荷物の準備もOKだし、ちょっとニュースでも見てから出発するかとテレビをつけると・・・
「えっ地震?」
「えーっ?北海道!?」
「えっ?なに?電車が動いてない!?」
「えーーっ?大停電!?!?」
・・・あれから5年。
今回こそ北海道行くぞ!と大人の休日倶楽部パスを購入しました。
大人の休日倶楽部パスというのは、50才になると入会できるJRの大人の休日倶楽部で購入できるお得な切符です。
26,620円でJR東日本とJR北海道が5日間新幹線も含めて乗り放題、指定席も6回まで取ることができます。
JR東日本だけなら4日間で15,270円で、こちらは何回か利用したことがありますが、+JR北海道は未経験。
5年前の計画では、新潟から上越新幹線と北陸新幹線で新函館北斗まで行き、そこから札幌・小樽・函館を回って、帰りは新青森から秋田を経由して新潟まで帰って来る計画で指定席も手配済みでした。
当時はまだ野鳥にそれほど興味がなかったので景色を撮るのが目的でしたが、今回はやっぱり野鳥のいるところへ行きたいと思い、あれこれ悩みました。
本当は釧路湿原とか小清水原生花園とか行ってみたいと思ったのですが、JRだけだと移動だけで5日間が終わってしまいます。
もう若いとはいえない私自身の体力もどれだけ持つのか不安ですし、余裕を持った日程を考えました。
行き先で参考にしたのがこの本。
観察に適した時期やアクセスのしやすさなど考慮しながら、ここ行きたい、あっここも・・・と目移りするのですが、今回はJRでの旅ということで、バスやレンタカーも使わずに行ける場所を探しました。
そして宿泊地をあちこち移動するのは時間と体力のロスだと思い、同じ場所で4泊でもいいかなとも思い始めました。
そうなると一番の候補地は札幌。
札幌といえばこの野鳥図鑑。
表紙を開いてすぐに、札幌の代表的なバードウォッチングスポットが載っていて、札幌だけでもかなりたくさんの場所があります。
札幌で観察できる野鳥の図鑑とはいえ、新潟にもいる野鳥も多く載っています。
説明の文章が他の野鳥図鑑より面白く、写真がきれいでレイアウトも見やすいので、今一番のお気に入りの図鑑です。
この野鳥図鑑の著者と出版社のyoutubeでの、札幌の地下鉄で行ける野鳥観察地は大いに参考になりました。
ということで、今回は札幌メインの、それも公園ばかりの旅となったのでした。
札幌で3泊したホテルWBFフォーステイ札幌。
すすきの駅と大通駅から近い繁華街にあるので食事や買物には不自由なく、それでいて今回私が行きたいと思った中島公園や北海道大学植物園にも徒歩で行けるという好立地のホテルでした。
部屋の広さも申し分なく空調も快適。
フリードリンクラウンジもあり、無料でビールやソフトドリンクを飲むことができます。
タオル交換とゴミ出しだけのノークリーニングプランだったので、朝早く部屋を散らかしたまま出かけて清掃の時間とか気にせず帰って来てもいいな・・・という気楽さが快適でした。
札幌に4泊でも良かったのですが、せっかく北海道に行くのだからもう1カ所くらい別のところに泊ってみたいと思ったのと、最終日の移動距離を少し縮めておきたいとも思いました。
そこで、4日目に函館方面まで戻って来て、大沼国定公園に行ってみることにしました。
大沼公園駅は小さな駅です。
今回宿泊したステーションホテル旭屋は駅のすぐそば。
大沼公園駅から徒歩30秒と紹介されているのですが、本当に30秒で着きます。
昭和レトロって感じのホテルでしたが、必要なものは揃っていて、快適に過ごせました。
この窓から見えるのが大沼公園駅です。
写真を撮りに来るお客様も多いとのことで、レストランやエレベーターホールには大沼国定公園の風景や野鳥の写真が展示され、野鳥の絵ハガキも販売されていました。
この近辺の飲食店は夕方早々に営業終了のところが多く、朝食を買うコンビニもないので2食付にしました。
夕食は写真を撮り忘れましたが、牛・豚しゃぶしゃぶと刺身、サラダetc。
朝食はこんな感じでおいしくいただきました。
今回は北海道まで行きも帰りも大宮経由の新幹線のみというシンプルな旅程で東北地方は通過するだけでした。
新潟からJRで北海道メインの5日間だとこんなもんですよね・・・。
平日は3000歩も歩かない私が、この5日間で約10万歩歩きましたが、体力的には大丈夫でした。
まだ十分若い!
実際に行ってみた公園などについてはまた次回に。
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