東京港野鳥公園へ行ってみた
チュウシャクシギ・アオスジアゲハetc.
前々から機会があったら行ってみたいなーと思っていた東京港野鳥公園。
このゴールデンウィークに行ってみました。
JR浜松駅から東京モノレールに乗り換えて流通センター駅から徒歩15分。
ずっとまっすぐな道なので、方向音痴な私でも迷わずに到着。
開園の9時前には着きましたが、GWの割にはそれほど人も多くなくてのんびりできました。
ここに行こうと決めたのが前日だったのでほとんど予備知識がなく、どこに何があるのかなーと、まずはぐるっと一回り。
これはいいわと思ったのは、鳥から身を隠せるハイドや観察小屋が、あちこちにあるということ。
運よく近くに鳥が来てくれたらバッチリな写真が撮れそう。
残念ながら私には証拠写真程度のものしか撮れませんでしたが、それでも色々な鳥を見ることができてとっても楽しく過ごせました。
この観察広場から最初に見えたカワセミは、背中の青い色がまだ少ない幼鳥でした。
何時間か後の同じ枝に別のカワセミ。
近くにいた子供が「カワセミがいた!」と喜んでいるのが印象的でした。
芝生広場にはツバメが飛び、木立の中の道ではシジュウカラやコゲラ、そのほか私には聞き分けられない小鳥のさえずりが絶え間なく聞こえてきましたが、姿を見つけることはできず・・・。
小鳥はダメでも水鳥は何種類か見ることができました。
カワセミが止まっていた枝の下の水辺には、タシギ?
初めて見ました。
そしてこれまた初めて見たチュウシャクシギ。
くちばしの形が特徴的です。
キアシシギ?の近くにコチドリが飛んできました。
ここは潮入りの池という場所なのですが、ネイチャーセンターという建物の外からはもちろん、内側からもガラス越しに外を広く見渡せます。
景色はいいのにガラスが汚くて・・・ということがありがちですが、ここのガラスはとてもきれいで気持ちよく外を眺めることができました。
水面には何もいないように見えても、実は何かしらいるので、無料貸し出しの双眼鏡で見てみるのがおすすめです。
ガラス越しでも識別できる程度に写真も撮れます。
水辺の鳥たちを眺めながらお弁当を食べている人たちもいました。
最高のランチタイムですね。
朝食を早い時間にとった私もおなかが空いたなーと思いましたが、ここには飲食店がありません。
1階に菓子パンの自販機がありますという張り紙を見て行ってみたのですが、残念ながら売り切れ。
しかたなくリュックに入れていた非常食で小腹を満たしてから、ちょうど開催されていた菅原貴徳先生の『旅に出たくなる野鳥写真展』を鑑賞。
よく見る鳥、珍しい鳥、さまざまなシチュエーションで撮られた素晴らしい写真の数々でした。
地下に降りると干潟に出られる遊歩道があります。
この遊歩道から泥の上を見ると小さなカニが。
公園のリーフレットにも載っているチゴガニです。
よーく見ると、あちこちにいっぱいいました。
ついでにヘビも。
(キライな人は閲覧注意!)
そうそう、ここからは羽田空港に着陸する飛行機がよく見えるんです。
新潟空港と違って様々な色の飛行機が頻繁に飛んで来ます。
田舎に住んでいると飛行機を撮る機会もあまりないので新鮮な景色でした。
最後に、この日唯一上手く撮れたと思うのがアオスジアゲハ。
園内のいそしぎ橋という橋の両側にとてもいい香りがする花が咲いていて、そこにたくさん飛んでいました。
調べてみるとトベラという花でした。
青いちょうちょがたくさん舞っているところを初めて見たので、海野和男先生のような写真が撮れたらなぁ・・・とワクワクしました。
東京港野鳥公園の入園料は大人300円です。
関東地方に住んでいたら、1200円の年パス絶対買うわ!っていうくらいいいところでした。
また、きっと行きます!
コメントする