ちょっと寄り道して軽井沢。色づき始めた雲場池にて
先週、私が住む新潟県から東京に行く機会がありました。
ちょうど『鉄道開業150年記念 JR東日本パス』が使える時期にあたったので、この切符を使って東京のほかにも行けそうなところを探しました。
新幹線を含むJR東全線が3日間乗り放題という切符なので、この機会に県外の探鳥地に行ってみようかなと、『東京近郊の野鳥撮影地ガイド』や雑誌『BIRDER』の公園探鳥、探鳥地の特集を読みながら妄想をふくらませること約2カ月。
でも、行き先をなかなか決めることができずにいました。
2泊3日で1日目の夜のうちに東京に着きたいのでそんなに遠くへは行けないし、最寄駅からタクシーに乗らなくちゃいけないようなところも選べません。
あちこち探しているうちに、ここにしようかなと思ったのが、習志野市の谷津干潟です。
東京近郊野鳥撮影地ガイドによれば、春夏秋冬どの季節もおススメで、谷津干潟自然観察センターからは真夏の暑さも雨天も問題な室内から野鳥を撮影できるとのこと。
最寄駅からも徒歩で行けるし、うん、行ってみたい。
・・・と思いつつ、JR東が乗り放題なのに千葉じゃもったいないという思いを捨てきれず、やっぱりもう少し遠くへ行きたいなーと思ったり。
出発前日の夜にようやく、「よし、仙台に寄って青葉山公園をさーっと見て牛タン食べてから東京に行こう!」と決意しました。
そして、えきねっとで指定席がまだあるか見てみると、まあ当然のことながら午前の早い時間、大宮から仙台はすでに満席です。
決断遅すぎだって。
上越新幹線は始発駅の新潟から乗るので自由席でも座れますが、大宮から東北新幹線に乗り換えて1時間~1時間半立って行くほどの覚悟はありません。
ということで却下。
もう明日なのにどこ行こう・・・?
こうなったら野鳥は諦めて紅葉にしようか?
今、紅葉しているのはどこ?
苗場ドラゴンドラも乗ってみたいけど、新潟県内で新幹線途中下車するだけだから切符のお得感全然ないし、越後湯沢駅からはバスで片道50分かかるし。
これも却下。
東京近郊で、紅葉が見頃な場所は?と探したところ、軽井沢が候補に上がりました。
そして駅から徒歩で行ける雲場池が急浮上。
池というからには何かしら水鳥がいるでしょう。
よし!
もうここに決定!
軽井沢へ行くには新潟から上越新幹線で高崎まで行き、そこで北陸新幹線に乗り換えなのですが、こちらも高崎からの指定席は満席。
でも、軽井沢まで1駅20分でしかないのでそれなら立ってでも行けます。
ということで、10月21日、軽井沢の雲場池です。
紅葉にはまだ少し早かったのですが、きれいな水面に色づいた木々と青空が映ります。
部分的には見頃な所もありました。
透きとおった池の水に映る紅葉がなんとも美しく、どの方向からどういう角度で撮ったらいいのか試行錯誤の連続です。
池の周りを何周か歩きながら池にいたアイガモやマガモ、キンクロハジロなどを撮りました。
周りの木立からは鳥の声がたくさん聞こえてきましたが、今回はのんびりと小鳥を探す余裕がありませんでした。
軽井沢はやっぱり初夏から夏にかけてがいいのかなぁ?
次回はまたゆっくりと撮りに行きたいです。
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