白鳥の流し撮りを練習中
私が撮る白鳥の写真は、いつもシャッタースピード早めか絞り優先、もしくはカメラにおまかせの止まった写真ばかり。
そのほうが簡単で失敗も少ないので・・・。
でも、背景が流れて羽の動きを感じる写真にも挑戦してみることにしました。
流し撮りってやつです。
白鳥が飛び立つ場面に数多く出会える場所といえばやっぱり瓢湖。
ところが今年に入ってからは休みになると天気が悪く、それでも予報は曇だから・・・と出かけると雨。
せっかく来たんだから、と傘をさしながら撮ってみたりもしましたが、傘とカメラを持って流し撮りは無理!ということだけはよくわかりました。
そして、寒波到来前の先週日曜日。
やっと雨ではなく雪になったので、傘なしで撮ることができました。
カメラの設定で流し撮りをするときに忘れてはいけないのが、もちろんシャッタースピードを遅くすることです。
その他に、私のカメラ(LUMIX DMC-G99)では
・電子シャッターではなくメカシャッターにする(そうしないと被写体が歪む)
・手振れ補正を上下だけにする(カメラを左右に振るので)
という設定が必要です。
私は普段、シャッター音がしないサイレントモードにしているのですが、これだとシャッター方式が電子シャッターもしくは自動切換になっています。
このへんが初心者にはなかなかややこしく、電子シャッターをメカシャッターにすればサイレントモードでなくなるのかといえば、そうではなく、サイレントモードを解除しないとシャッター方式を変更できません。
同じように、フラッシュを使いたいのに、メニューを開いてもフラッシュの字が薄くなっていて選択できないのは、電子シャッターになっているためです。
窓際の逆光でフラッシュを使いたい場面で、まずシャッター方式を切り替えないといけないことを知らずに、「なんでフラッシュが使えないの???」と路頭に迷ったのは、私だけではないと思うのですが・・・。
ということで、メニューをあれこれいじるのが億劫になっている私ですが、流し撮りは設定が重要です。
シャッタースピードは1/50秒か1/40秒にして、とにかく数を撮りました。
ブレブレで箸にも棒にもかからない写真を量産しましたが、なんとか見られるかな・・・というのが数枚ありました。
1/40秒です。
遠くの白鳥を撮るとカメラを振る角度が小さいので背景はあまり流れてくれません。
流し撮りにはもっと手前を狙わないといけませんね。
水上の黒い点々はカモです。
1/40秒よりもっと遅くすれば流れて目立たなくなるのでしょう。
たまたま何もいないところだとすっきりしていいのですが、背景を選ぶ余裕はないので運次第です。
羽の動きがいい感じに撮れたのはこれ。
でも、顔によりピントが合ったのがこちら。
この2枚は1/50秒です。
もっとシャッタースピードを遅くできればいいのかもしれませんが、もうしばらく1/40秒~1/50秒で練習してみようと思います。
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