フェンス仕立てのクレマチス 9種
我が家の庭は狭くて日当たりの悪い場所もあるので、クレマチスはすべて鉢植えです。
今年は庭の3カ所に、クレマチスをフェンス仕立てにしてみました。
アフロディーテ・エレガフミナです。
このクレマチスはつるがあまり伸びず、あちこちに絡まったりもしないので、すぐ裏側がお隣さんの庭でも安心です。
フウロソウの小さなハンギングバスケットとの相性も良く、この場所にして良かったなと思っています。
次はキッチン前の道路に面した場所。
ここに置いたのは、プリンセス・ダイアナ、ロウグチ、スター・オブ・インディア、流星の4種類です。
紫色の花びらの中央に赤い筋の入るスター・オブ・インディアは新旧両枝咲でつるがだいぶ長くなっています。
旧枝をフェンスの下の方で何回かグルグル巻きしたにもかかわらず、新枝は手の届かないところまで伸びていってしまい、つるが絡まってしまいました。
プリンセス・ダイアナとロウグチは、形こそ似ていますが、ダイアナが斜め上を向いて咲くのに対して、ロウグチは下を向いて咲きます。
流星は去年はわりと早くから咲きましたが、今年は一番遅く咲きました。
さわやかな薄紫色の花は、梅雨に入ったこれからが見頃です。
この場所はこれからの季節、西日がガンガン当たる場所なので、1番花が終わった後どうするか考え中です。
そして裏庭です。
午前中日当たりのいいこの場所にはソネット、オブスキュア、ジェフリー・トルヴァー、マダム・ジュリア・コレボンの4種類です。
一番早く咲いたのがソネット。
ソネットは西側に置くと色が褪せてしまうので、この裏庭常駐にするつもり。
ソネットと同じくベル型で、でも一回り小さいオブスキュア。
咲き始めの花の中を覗くと、花びらの裏はきれいな黄緑色です。
去年の秋に買って冬は地上部が枯れ、春になってもなかなか芽が出てこなかったので、もうダメなのかと思いましたが、その後ぐんぐんとつるを伸ばして無事に咲きました。
形の整ったビロードのような花びらのジェフリー・トルヴァー。
花数は多くないのですが、存在感があります。
今年初めてお目にかかるマダム・ジュリア・コレボン。
赤に近いピンク色が鮮やかです。
多花性というだけあって、1年目からたくさんの花が咲いています。
フェンス仕立てはクレマチスの色や形の組み合わせを考えるのが楽しいです。
でも、花後の選定まで考えると、咲く時期が一緒でなるべく新枝咲で揃えるのがいいのかな・・・?
これからもいろいろと試行錯誤してみます。
コメントする