小鳥ぽんぽんの文鳥3羽作ってみた
(後編)

小鳥ぽんぽんの文鳥2

小鳥ぽんぽん作りの後編です。
前編はこちらからどうぞ。

この本を見ながら作り始めた文鳥3羽。

ぽんぽん自体はポンポンメーカーを使って簡単にできるのですが、そのあと各パーツを作るのは、なかなか難易度高めでした。

作る以前に、材料をそろえるのもちょっと大変でした。

近所の手芸店になくて困ったのが、くちばしに使うフェルト。
水に濡らして成形するので、ウールが60%入っているものでなければいけません。
縮まないアクリル100%ではダメなのです。

サンフェルトのミニーは、家の近所ではサンキとトーカイで扱っていましたが、文鳥のくちばしに使える色がありませんでした。

本の見本で見ると、ちょっと緑がかった薄黄色のフェルトです。
代用できそうなごく薄いピンクでもいいかと思いましたが、それさえもなし。

送料払ってネットで買うほどのものでもないし。
そうよね・・・だから便利な材料キットが売ってるのよね・・・。

でもここまで来たからには引き返せません。
考えた末、フェルト羊毛から作ることにしました。

フェルト羊毛なら手持ちの色でくちばしにちょうど良さそうな色があり、赤い色も、本ではスタンプインクを使っていましたが、それも赤い羊毛で色付けすればいいのです。

文鳥のくちばしをフェルト羊毛で作る1

文鳥のくちばしをフェルト羊毛で作る2

文鳥のくちばしをフェルト羊毛で作る3

文鳥のくちばしをフェルト羊毛で作る4

文鳥のくちばしをフェルト羊毛で作る5

文鳥のくちばしをフェルト羊毛で作る6

この後は水で濡らして形を整えましたが、本とはなんか違うかも・・・。
ただでさえ難しいパーツのくちばしを、さらに難しくしてしまい苦労しました。

そして、足の材料も本とは少し違うものを使いました。

文鳥の足に使ったもの

26番ワイヤーは白が必要だったのですが、家にあった26番はモスグリーン。
どうせピンクの毛糸を巻くんだからいいじゃん!と思ったのですが、よく見たら爪の部分でバレてしまうのですね。

そこで、モスグリーンの上に白いペイントマーカーを塗って白い針金にしてから使いました。
爪には白っぽいマニキュアを塗るのもいいかも。

次に、本ではワイヤーに白いフラワー用テープを巻くのですが、家にあったのは緑色だけ。
トーカイにあった白いフラワーテープは1巻500円。

わざわざ買うのももったいないなぁ・・・代用できるものは?
・・・と考えて浮かんだのが両面テープでしたが、これはバッチリ。

尾羽や風切羽は、厚紙に巻いた毛糸をフェルティングニードルで横から刺して作ります。
いつものフェルティングとは違う慣れない作業なので手を刺したりもしましたが、全部のパーツが出来上りました。

小鳥ぽんぽんの文鳥パーツ

そしていよいよくちばしをつけて、目をつけて・・・。
この辺は本をじっくりと見ていただきたいのですが、ここが一番重要!
そして難しい!

私が作った文鳥は本と比べるとくちばしが分厚くて大きくなってしまいました。
角度もなんか違うけど、これはこれで良しとします!

文鳥の目の周りの赤い線はアイリングというのですが、毛糸を細く割ってフェルティングニードルで刺して線にするのです。
うーん、細かい!

羽と足をつけて・・・できあがり。

小鳥ぽんぽんの文鳥3

簡単ではなかったけれど、苦労した甲斐はありました。
かわいいなぁ・・・!

小鳥ぽんぽんの文鳥4

小鳥ぽんぽんの本に載っている他の鳥たちも作ってみたいです。
まずは既に毛糸を買ったスズメからね。

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