拡大倍率5倍の双眼鏡を買ってみた
-サイトロンSAFARI 5X21
6年ぶりに双眼鏡を買いました。
本格的なものではなく、小型の双眼鏡です。
6年前に買ったのも小型で、オリンパス製でした。
当時も今もですが双眼鏡についての知識は私にはほとんどありません。
ただ初心者は高倍率のものより8倍くらいがいいというのをどこかで読んで、外観が好みで値段もそこそこ、オリンパスなら安心かな?ということで選んだのでした。
でも、買ったはいいけどそれほど使ってない・・・というのが実情です。
バードウォッチングは持ち物双眼鏡とあるので持って行きますが、一人で撮影に出かける時にはカメラと望遠レンズで結構な荷物になり、双眼鏡はあったら便利だけど「ま、今日はいいか」となってしまいがち。
使用頻度は少ないとはいえ経年劣化してしまい、ゴムの部分がネバついてほこりが取れなくなってしまいました。
これは加水分解というそうで、無水エタノールで拭くといいらしいのですがまだ試していません。
使わないくせにお道具好きの私、新しい双眼鏡買おうかな・・・と思い始めました。
雑誌『BIRDER』などで立派な双眼鏡の広告を見ると、「すごくよく見えるんだろうな~」という憧れは持ちつつ、でも私には高すぎ重すぎデカすぎなのは明らかです。
そんなある日、日の出光学という双眼鏡メーカーのサイトが目に留まりました。
サイト内の双眼鏡コラムの中に、バードウォッチングには高倍率のものより5倍のヒノデのAシリーズが最適という記事がありました。
そこで、「私に合っている双眼鏡はこれかも・・・欲しい・・・!」となったわけです。
が・・・ヒノデさんゴメンなさい。
結局買ったのはこっちなのでした。
だって、このサイトロンSAFARI 5X21は、ヒノデ5×21-A5の性能に近いというレビューがいくつかあって、お値段半分なんですもの・・・。
スマートなオリンパス8X25WP IIと比べると、サイトロンSAFARI 5X21の方が長さは短いのですがコロンとした形なので少し大きく見えます。
形の違いは、ダハプリズムとポロプリズムというプリズムの形状の違いで、スマートなダハプリズムの方が製造コストがかかるということです。
縦横精一杯に広げるとこんな感じです。
そして実際にこのサイトロンSAFARI 5X21を覗いてみて、今までのオリンパスは私の顔というか、目の凹凸具合に合っていなかったということがわかりました。
私には接眼レンズが、というより目当てゴムが小さすぎて視界を∞から○に合わせるのに手間取っていたのです。
顔の形に双眼鏡が合う合わないは個人差が大きいようです。
そして8倍から5倍という低倍率になったことで視野が広くなり手振れがより少なくなりました。
さすがに細かいところは見えませんが、その時には望遠レンズのついたカメラに持ち替えればいいわけです。
もう1ついいなと感じたのは、キャップが左右つながっていてストラップに通しておく穴があるっていうことです。
そういえば、オリンパスのキャップは・・・うーん・・・どこかにあるはず。
ちなみにストラップはオリンパスの方が長さ調節ができて便利なので今まで使っていたものを付け替えました。
ピントの合わせやすさはオリンパスの方が勝っていると感じますが、そのうち慣れるかな?
せっかくの便利な双眼鏡ですので、早く使いこなせるように頻繁に持ち歩きたいと思います。
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