革の色を塗り直す練習をしてみた
私が持っているバッグで、紺色の革製のものがあるのですが、ずいぶん色褪せて古ぼけた感じになってしまいました。
自分で色を塗り直すことができるようなので挑戦してみようと思うのですが、いきなりの本番で失敗したらガッカリです。
何かで練習したいなーと思って部屋の中を探したら、ちょうどいいモノが・・・!
もう捨てたつもりでいたのですが、使い古してカサカサの老人肌のようになっているベルトがクローゼットのバーに引っかかっていました。
まずはこれで試してみます。
塗るのはサフィールという補修クリームですが、色選びが難しい・・・!
特に茶系の色はたくさんあり、PCのモニターで見る小さな色見本ではどれがどんな色なのかよくわかりません。
ぱっと見ミディアムブラウンがいいかなと思ったのですが、在庫切れ。
それならタバコブラウン?
・・・いや、ネーミングがイマイチだから却下。
素直にただのブラウンにするのは面白くないし・・・。
(後になって思えば、これがペストだったかも。)
エルメスレッドは一見茶色っぽいけど、レッドというからには赤いんだろうな・・・。
ここはマホガニーにでもしてみようか・・・?
うん、そうしよう。
ということで、amazonから届いたので早速とりかかります。
チューブから出してみると・・・あれ?
なんか赤い・・・?
赤いよ!
キャ~・・・これって血みたい・・・。
こ、怖いよ~!
想像していた色と余りにも違っていたため、ふた塗りくらいですっかりやる気をなくしてしまいました。
でも、せっかくの練習の機会です。
どんな仕上がりになるのか見届けなさい!
・・・と自分に言い聞かせ、雑ながら最後まで塗りましたよ・・・。
うーん・・・赤い!
この試し塗りでわかったことは、色選びは慎重にしなくてはいけないということと、広い面積を塗るには、チューブからそのまま出して塗ると濃すぎてムラになるということ。
いきなり本番にしなくてよかった・・・!
そして、仕上げに革の達人を塗って1日置いてみました。
サフィールをもう少し薄く丁寧に塗れば、もっといい感じの仕上がりだったんでしょうけれど、なんとなく感じはつかめました。
本番のバッグでは、色選びから慎重にやろうと思います。
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