彫って塗って、バードカービング初体験
 ~ビュー福島潟にて

バードカービングのキビタキ1

1週間前のことですが、初めてバードカービングを体験してきました。

だいぶ前から興味はあったのですが、なんとなくハードルが高そうで参加をためらっていたところ、春に参加した探鳥会で、このバードカービングがとても楽しかったという話を聞いて行ってみようと思ったのです。

場所は新潟市北区のビュー福島潟で、講師は鳥彫会(ちょうちょうかい)の皆さま。

参加しての感想は、楽しかった!
でも、やっぱり難しかった・・・。

今回の題材はキビタキ。
写真が何枚も用意してありましたが、羽の構造などをわかっていないと、どこをどう彫っていいのやら、最初から右往左往です。

バードカービングのキビタキ2

日頃の観察が足りないっていうか、そもそも私、キビタキをちゃんと見たことないですし。
「今飛んでいったのは、たぶんキビタキかなー」くらいでピンボケ写真すらも撮ったことありません。

小鳥だからこんな感じかな?
なんて思いながらホリホリしていると、先生に「この後ろ頭のカーブはスズメみたいなので」と手直ししていただきました。

そして、尾羽のすぐ近くの羽、初列風切っていうところは「ここは彫り過ぎましたね」と、これまた手直し。

やすりがけもやっていただいて、形はほとんど作ってもらっちゃった・・・って感じです。

バードカービングのキビタキ3

私は、彫ったり紙やすりをかけたりという作業自体は好きなので、作るモノが『架空の小鳥』とか『ちょっとキビタキに似た鳥』とかだったら、だましだまし作れそうな気がします。
でも、これはバードカービングですからねぇ・・・。

そして色塗り。
実物に忠実に色を塗るっていうのがもうムリ。

絵心がないとダメだわ・・・とつくづく思いました。
鳥の絵も描いたことない私が上手く塗れるはずがなく、ホント難しかった!

白い羽の部分は「場所がちょっと違いますね」と言われ、写真と比べてみると、
確かにここじゃない!もっと上だ!
・・・・と、黒の上に白を塗り直したり。

羽の形をほとんど彫っていないので、色で細かい感じを出したいところですが、そんな余裕はなく黒い羽はベタ塗りです。

眉毛に見える黄色い線はほぼ一筆描きでフニャっとしてしまいましたが、下手に直したら取り返しがつかなくなりそうで、筆を持つ手が固まってしまいました。

うーん・・・こりゃもうどうにもならん!
と、諦めたところで、眉毛の黄色は先生に修正してもらい、キリッとした目元になりました。

ということで、一応完成したのがこちら。

バードカービングのキビタキ4

満足する出来栄えからは程遠いのですが、遠目で見ればキビタキじゃん!

バードカービングのキビタキ5

バードカービングのキビタキ6

バードカービングのキビタキ7

この1週間、机の上に置いて毎日眺めていたら愛着が湧いてきたので、もっとキビタキらしく修正しようと思います。

その前にバードカービングのことをもっと知らないとね・・・ってことで手に入れたamazonの中古本です。

この表紙のモズ、すごくない!?

バードカービングの本

ここまでは到底無理ですが、初心者なりにもう少し手直ししようと思います。

***おまけ***

このキビタキを作った2日後、私のパソコンの日替わりデスクトップ壁紙が偶然にもこんなのになってました。

キビタキの背中?

これ、キビタキの背中に見えてしまうんですけど・・・。

バードカービングのキビタキ8

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